高橋源一郎『13日間で「名文」を書けるようになる方法』を読みました

こんにちは。自分の国を持ってますか?野村です。

持っているとしたら、その国に憲法がありますか?
今回、「憲法は、読むだけではなく書くものでもある」ということを知りました。
文章の練習のつもりで、ひとつ書いてみようかな?憲法。

ちょっとの上達より大切なこと

今回紹介するのは、高橋源一郎『13日間で「名文」を書けるようになる方法』。

高橋氏が明治学院大学で行っている「言語表現法」講義の様子を書籍にしたものです。
とはいえ、講義録というより1本の小説として楽しめます。

本書の狙いは、「少しくらい文章が上達してもらうところにはない」とのこと。
この点が、よくあるハウツー本と趣が違っているところです。

僕は、少しくらいは「文章」とは何かを知っているつもりになっていたようです。
そんなことに気付かされ、突き放された気分になりましたよ。
でも、こんな気持ちを抱えることは、ちょっとくらい文章が上達することより大切なことじゃないだろうか?

ディスクジョッキーのように

講義の大まかな流れは、高橋氏の好きな文章をテーマに沿って紹介し、受講者と一緒に考えるというもの。

紹介される文章はどれも面白く、一語たりとも読み飛ばせません。
それらがただ羅列されるのではなく、絶妙な組み合わせで攻めてきます。
さながら「ことばのディスクジョッキー」です。

特に「日本国憲法前文」とカフカ『変身』を一緒に読む、という講義には驚きました。

『変身』は、「奇妙な運命に見舞われた男が属する一人きりの国について書かれた物語」と解釈できるとのこと。
どうしたらそんな発想ができるのだろ?
『変身』も読み返したほうがいいのかも。

てなわけで今回はこれにて。

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枕は高いほうがいい。高いほうが本を読みやすいのですよ。なので広めのタオルケットを何重にも折りたたんでその上に枕を載せてその上に頭を載せてたりする。twitterやってます