貴方は虫を食べてみたいですか?

始めまして、富山県に在住のロッキー365です。

この前、深夜テレビを観ていると面白い番組に遭遇しました。

朝日テレビで放送の『 探偵ナイトスクープ 』と言う番組ですが…

富山では再放送で木曜日の深夜1時過ぎに放送される番組でした。

関西圏では2017年の4月28日に初回放送された番組ですが…。

探偵のスクープ・テーマは『いろんな虫を食べてみたい』と言う事で、探偵が依頼者の実家に出張し、依頼者の希望を一緒になってかなえると言うもの…。

依頼者は京都府に在住の女子大生 二人組み…

大学で、21世紀、これからの食料難に備え、虫を食べる事は人体にとって貴重なたんぱく質やミネラルを豊富に維持している昆虫類を食す事が注目されるかも知れない…!と大学の先生から講義を受けて『食虫』に興味を持ったそうです。

虫を食べる…? なんだかオドロオドロしいが、ちょっと好奇心をそそられ、勉強の為、見てみようかな…?と考えた私は明日、会社に出勤する為に必要な睡眠も取らず、番組を食い入るように観る。

健康的で眉目秀麗な現役女子大生が、眼をキラキラさせて出張探偵の前栄田 賢 と近くの山林に踏み入り朽木を同行者の斧で解体し、食べれそうな虫を探しだす…。出てくるは、出てくるは、虫の数…。朽木からは子クワガタの幼虫木に生息する大ゴキブリの成虫、ムカデ、蜘蛛、ナメクジの卵…等々。

早速、その場で湯どうしし、油で揚げて試食に取り掛かる。流石に出張探偵の前栄田 賢は グロテスクな虫たちの容姿に涙を堪えて それらを口に運ぶ…。

私好みの眉目麗しき、ショートカットの健康的な女の子は、体全身で喜びを現している…。

場面は変わって、捕獲してきた虫を使って女子大生二人組みが丹精込めて作った昆虫料理…。クワガタの幼虫をトッピングさせたドリアに、蜘蛛の唐揚げの乗っかったチャーハン、横にムカデの唐揚げを添えて、キャビアみたいにナメクジの卵を盛り付け頂く…。女子大生二人組みも 出張探偵も最初はたじたじで、眼をつぶりながら慎重に『虫料理』を口に運ぶ…。

その意外性な虫達の味に、感想を述べ合うと言う内容の番組でした…。

虫を食べたらどんな味がするんだろう…?

私としては、パプアニューギニアの原住民が樹木を斧で、叩き付けカブトムシの幼虫を掘り出し、美味しそうに口に運ぶ場面や、中学生の頃、一緒に遊んでいた友人がボーイスカートに加入していて、何蜘蛛か知らないが、蜘蛛を食べたら、チョコレートの味がした…!と勝ち誇った様に言う彼のその言葉に『ヘえ~、そんなもんなんかな~…?』と思っていた幼少期の頃の自分を思い出したりもする…。蜘蛛にはあまり興味はないが、カブトムシの幼虫はなんだか美味しいそう…。一度、眼をつぶって食べてみたい様な気もする。どんな味がするのかなぁ~…?

虫を食べる文化圏

 学生時代、東京にいた頃、長野県飯田市に実家がある親友から、一度長野の田舎に遊びに来いと誘われて、友人宅に泊めてもらったら、食卓に イナゴの佃煮と蜂の子の佃煮を勧められた…。蜂の子はなんだか大きな蛆虫を食べるような気がしたので、一応、断って イナゴの佃煮を口に運んだが、案外美味かった…。長野県の片田舎の方では今でも、そのような虫を食す慣習が残っていると聞く。そういえば、私の両親も太平洋戦争中、口に出来る食物が少なくてイナゴの佃煮や蜂の子を時々食べていたそうだ…。

虫を食べる事は21世紀の貴重な蛋白源摂取方法…?

この広い地球、世界中には『虫を食する』慣習の民族が多数いると聞いた…。
近くは中国,タイ,ベトナム,ミヤンマー,カンボジア,インド…等々、欧米諸国でも一部、昆虫を食する文化諸国があるとテレビで観たことがある…。やはり、これからの爆発的人口増加に伴い、21世紀の食糧難に対応する為、自然が育んでくれる昆虫達を貴重なたんぱく源として食べる『食虫』の文化が訪れる日も近いのかも知れないと 私はこの番組を観て思った…。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

ロッキー365 ロッキー365のプロフィール
ロッキー365です。富山県富山市中心部に住んでいます。関東圏の某、三流私立大学を卒業後、職を転々と繰り返し、今の会社に落ち着いています。趣味は映画鑑賞(アカデミー受賞作品や話題になった映画は見逃さず観る事にしてます。)