幅の狭いキーボードを求めて

こんにちは。普段どんな姿勢でパソコンに向かってますか?野村です。

やっぱ机に向かってですか?いいなあ。僕は地べたです。畳の上にパソコン本体を置いてその上にモニタを乗せてるのですよ。

いいアイデアが浮かんだ

自宅では小さな腰掛けにキーボードを載せてパソコンに向かってます。

その腰掛けは高さが20cm程しかないため、僕は少し猫背にならざるを得ない。長時間では腰が痛みます。そんなときはキーボードの下に本を積んで高さを調整するのですよ。

「最初から本を積んでおけばよいのでは?」という指摘はごもっとも。でも本の上にキーボードを載せると不安定なのです。カーソルキーを叩くとキーボードが揺れ、テンキーを叩くとズリ落ちる。

十分な面積の本があればよいのだけど持ち合わせがない。
そこで考えたのですよ。そして思いつきました。

「積んでる本の幅に合わせキーボードの幅を狭くすれば解決だ!」

新しいキーボード

その日は偶然にも日曜。自転車で某パソコンショップへ!
目的地まで約1時間。ペダルを蹴るたび夢も膨らむってもんです。

「タイプ音が小さいのがいいな」
「やっぱワイヤレス?……でもLINUXで動くかな?」
「いっそ英語キーボードにしちまおうか?」
「買い替えを期にブラインドタッチをマスターしよう!……前回もそんなこと考えてたな」

ショップに到着。キーボードの棚を拝見、……さほど選択肢はなかった。
以前は東京暮らし。安物でも割と種類があった。ここ富山ではこんなもんか。

結局ワイヤレスは見送り。幅が狭く安価でタイプ音が小さいもの、という条件で選んだのはこれ。


エレコム 有線ミニキーボード 静音タイプ メンブレン式 ブラック TK-FCM077PBK

価格は2千円ほど。今まで千円以下のしか買ったことなかったから奮発した気分。

今までのキーボード

帰宅。古いキーボードを外す。ちなみにiBUFFALOのBSKBU02という製品です。
880円だったかな?確か新宿の某チェーン店のワゴンに乗ってたはず。結構気に入っている。

これまでのキーボード選びのポイントは「安価&没個性」。職場や得意先のパソコンとキー配列がかけ離れていては都合が悪いため、常にオーソドックスなものを使うよう心掛けてた。

ともかく今までよく働いてくれた。壊れてないのに引退……申し訳ない。ゆっくり休んでおくれ。

感謝の後は新たなキーボードをセット!
腰掛けの上に本を積み、その上にキーボードを載せ、おもむろにカーソルキーをタイプ。全く揺れない!幅の狭いキーボード万歳!

とはいえ、使ったことのないタイプなだけに、いくつか気がついたこともありました。

ファンクションキー

慣れた位置にファンクションキーがないのは仕方ない。ただ、F4とF5の間、F8とF9の間に今まであった隙間がなく、均等な配置になっている。これでは手探りできぬ。見ながら押さねばならぬ。

考えてみれば、ファンクションキーを多用するのは日本語変換の際。ならばIMEのショートカットを使うことにしよう。Ctrl+iでカタカナ変換とかそういうの。
その方がホームポジションに近いから合理的。よい機会だ。

Fnキー

左Ctrlとウィンドウキーの間に見慣れぬキー。青い文字で「Fn」と書いてある。そういえば、ノートPCにはこんなキーがあったかも。僕は使わないだろな。

左CtrlとAltキーの距離がキーひとつ分開いてしまっている。同時に押そうとするとタイプミスしてしまう。慣れるまでガマンだ。

右SHIFTキー

半角不等号記号を打とうとすると違う文字が表示された。しかも連打。
よくよく見れば右手小指が押さえているのはSHIFTキーではなくバックスラッシュキー?
このキーボード、バックスラッシュキーの横幅がちょっと広い。あたかもSHIFTキーのように。

右SHIFTキーが無いのかと思ったらENTERキーの右下にあった。……遠いなあ。
結局右SHIFTキーの使用を断念。左SHIFTだけ使うことにする。
その方が(不等号記号に関しては)ホームポジションを崩さない。解決。

ENTERキー

ENTERキーを押そうとすると微かに指が届かなかったりする。
距離が遠いのかと思い、以前のキーボードと比べたところ、全く同じだった。ミステリアス!

観察の結果、キーの形状の違いが原因っぽい。

・今まで使ってきたもの:横から見たキーの形状が台形
・今回買ったもの:横から見たキーの形状が薄い長方形

僕はENTERキーの左端の角を押すクセがある。なのでキーが台形にカットされてない分、右隣のキーに触れてしまいがちになる。……言葉じゃ伝わりにくい。もどかしい。

ともかく、キーの中央を押すよう心掛けよう。その方がキーボードにも優しいはず。

まとめ

今回僕が買ったキーボードは安い割には音も静か。
ノートPCをメインに使う人がデスクトップを使うときにしっくりくると思いますよ。

テンキーのないキーボードと縁がなかった僕にとっては慣れが必要な部分もあったけど、多少のことなので「手クセの改善のチャンス」と考え、ポジティブに受け止めてます。

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野村 野村のプロフィール
枕は高いほうがいい。高いほうが本を読みやすいのですよ。なので広めのタオルケットを何重にも折りたたんでその上に枕を載せてその上に頭を載せてたりする。