FreeMindで文書作成

こんにちは。箇条書きしてますか?野村です。

僕が紙にメモを取るときは必ず箇条書きですよ。いいっすよね箇条書き。早いし、簡単だし。
でも世の中、単純な箇条書きではままならぬことが多いってもんです。

たとえば5行程度の箇条書きメモを渡されて「コレで文章書いてね。5千字程度」とか言われても、よほど自分のヒキダシに見合ったテーマじゃない限り無理。「箇条書き」と「文章」の間には深くて暗い河があるのですよ。
その河を渡るのに便利なツールが今回紹介するFreeMindというソフトウェアです。

と、こんなことを書くと「箇条書きから文章を自動生成するアプリ?」と勘違いされるかも。そこまでの便利ソフトじゃありません。
文章を書くのは自分自身。舟を漕ぐのは自分。そういえば「お前のオールをまかせるな」という歌もあったなあ。

マインドマップって何?

FreeMindはフリーソフトです。ジャンルでいえばマインドマッピングツール。マインドマップなるものを作成するソフトです。

マインドマップって今や結構認知されてるけど、まだ耳慣れない人のために説明するならば「特殊な記述ルールを用いた思考技術」。任意の対象について想起されるイメージをルールに従って書き連ね、分析や表現を通じて自らの能力を高めようというもの。
でもそういった思想に触れるのは別の機会に譲ります。

今回はあくまでマインドマッピングツールのひとつであるFreeMindを紹介し、「ちょっと使ってみようかな?」と思って貰うのが狙いです。

「箇条書き」と「文章」の間には

大切なことなのでもう一度書きます。「箇条書き」と「文章」の間には深くて暗い河がある。

闇に迷い波に揉まれチカラ任せに漕いだところで対岸ははるか彼方。たどり着くなんて奇跡。じゃあどうするのか?何てことはない。向う岸までロープを張ればいい。ロープをたぐりながら進めば河が暗かろうが深かろうが恐るるに足らず!

この場合のロープとはつまり「箇条書きメモ」と「文章」の架け橋に当たるもの。その名は「資料」。じゃあその資料をどこから入手するのか?何てことはない。自分で作るのです。具体的には、箇条書きメモを拡張して作ります。

箇条書きの各項目について更に新たな箇条書きのメモを書き加え、その新たに書き込んだ箇条書きの各項目の中にもまた箇条書きのメモを書き込み、その箇条書きの各項目についてもまた新たな箇条書きのメモを……

……数階層にわたって箇条書きを入れ子にするこの操作こそが「メモを掘り下げ、資料と呼べるまでに昇華させる」ことの第一歩。そしてヤミクモに情報を膨らませるだけでなく、全体を見通しつつ取捨選択し、洗練させていく。特別なことじゃありません。文章を書く際に誰でもやってることですよね。

そんな一連の作業、実践すれば分かるけど、ワープロソフト(マイクロソフトワードなど)やテキストエディタ(メモ帳など)では柔軟な編集に対応しきれなかったり、全体を見渡しにくかったりと結構ワズラわしいのです。

てなわけでマインドマッピングツールの出番。

実例をお見せします

何はともあれ実例を示すのが一番。今回の記事を書くに当たってFreeMindで作成した資料をご覧下さい。
内容はFreeMindについて僕が知っていることのまとめです。下のリンクをクリックするとpdfファイルが開くはず。

[freemind.pdf]

マインドマップ作成に関して僕は大した腕前を持ってません。よいお手本とは言えないけど、どんなものが仕上がるのか雰囲気だけでも掴んで頂ければ幸い。

とりあえず言葉同士がツリー状に連なっているのを見て取れると思います。箇条書きを何階層にも入れ子にするとこんな見栄えになるのですよ。

ここだけの話、僕は今現在この資料を見ながら執筆しているのだけど、書き始める前の思惑とかけ離れた構成になってしまってます。勝手に筆が走ったというヤツですな。つまりは文章作成能力が未熟なわけだけど、一概に悪いことでもないはず。
前もって情報を整理しておくと「筆が勝手に走る現象」が発動しやすかったりします。そんな状況をも上手に利用していきたいもんですね。

なぜFreeMindなのか?

マインドマッピングツールと呼ばれるソフトは数多く存在します。多機能な有料製品もあるし、スマホ版やwebアプリも増えている。そんな中、今回FreeMindを紹介しようと思った理由は3つ。

・動作が軽い:古いパソコンにもお奨め
・シンプル:入門者に最適
・比較的早くから普及している:競合ソフトの中でもプレーンな存在

もちろんできるだけ多くの製品を試し、自分に合ったものを探すのがベスト。でもその前に、この類のソフトの基本に触れてみたいのであればFreeMindから始めるのが丁度よいと思いますよ。

ちなみにこのFreeMind、厳密な意味でのマインドマップを作成するには描画機能が不十分という指摘もあるとのこと。でも「入れ子状の箇条書き資料作成ツール」として存分に機能するのだから問題ありません。この用途で活用するのであればマインドマッピングツールというよりアイデアプロセッサと呼ぶ方が妥当なのかな?

もし厳密なマインドマップに興味があるのなら、マインドマップの提唱者が監修した「iMindMap」という製品があるので是非お試し下さい。

まとめ

河だの舟だの書き殴った割には伝えたいことはこれだけ。

・少ない情報を元に文章を書くのは無茶です。資料を作りましょう。
・資料を作成する際にはマインドマッピングツールを活用するのが便利です。
・最初に触れるマインドマッピングツールはFreeMindでどうでしょう?

FreeMindの入手はこちらから
■FreeMind プロジェクト日本語トップページ – OSDN
https://ja.osdn.net/projects/freemind/

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

野村 野村のプロフィール
枕は高いほうがいい。高いほうが本を読みやすいのですよ。なので広めのタオルケットを何重にも折りたたんでその上に枕を載せてその上に頭を載せてたりする。twitterやってます