ゼノンから超弦まで(松井孝典『文明は〈見えない世界〉がつくる』)
野村です。松井孝典『文明は〈見えない世界〉がつくる』を読みました。現代における「ゼノンのパラドックス」への解答が素敵。求めていたのはこんな答えだった。
野村です。松井孝典『文明は〈見えない世界〉がつくる』を読みました。現代における「ゼノンのパラドックス」への解答が素敵。求めていたのはこんな答えだった。
野村です。加藤文元『数学の想像力』を読みました。テーマは「数学の正しさとは何か?」。数学は正しい。でもその「正しさ」って何でもって担保されてるのだろ?
野村です。芥川いわく「文章の中にある言葉は辞書の中にある時よりも美しさを加えていなければならぬ」。でも辞書の中の言葉って美しい。困ったな。
野村です。聖書の「善きサマリア人のたとえ」から「隣人愛」について考えるのは案外難しいのかも。『悪童日記』の中には単純で力強いセリフがあります。
野村です。鏡リュウジ『タロットの秘密』を読みました。タロットから過剰に盛り込まれた神秘的イメージを引き剥がし、愛情をもって見つめ直す本ですよ。
野村です。井上教子『タロットの歴史』を読みました。固定観念が一掃されましたよ。タロットは、占いの道具である前に「読み物」なんだろな。興味がわきました。
野村です。藤沢晃治『「分かりやすい文章」の技術』を読みました。人間は斜め読みをする動物。だったら斜め読みに対応した文章を書くしかない。
野村です。橋爪大三郎『正しい本の読み方』を読みました。「読むこと」と「書評を書くこと」はデッサンに似ているそうです。じゃあデッサンについて調べてみよう。
野村です。森達也『不寛容な時代のポピュリズム』の中で味覚音痴ついて触れられていたので反応しました。音痴とはすなわち「標準とのズレ」。ズレこそ大切にしたい。
野村です。堀井憲一郎『落語論』を読みました。観客が誰かに感動を語る原動力は「嫉妬」とのこと。これは落語鑑賞に限ったことではなさそうです。
野村です。東浩紀『弱いつながり』を読みました。「考えること」「思いつくこと」「欲望すること」これらは環境に規定されてます。環境に流されずに暮したいもんだな。
野村です。今回紹介するのは、後藤明『世界神話学入門』(講談社現代新書)。「浦島太郎」と同じモチーフを持つケルトの伝承があると知ったのですよ。ちょっと驚きです。
野村です。エリック・バトラー『よみがえるヴァンパイア』を読みました。セルビアでの奇妙な報告書が史上最初のヴァンパイア譚。その背景にあるものも興味深い。
野村です。フロイト「不気味なもの」を読みました。ホフマンの短編小説「砂男」を精神分析的考察で読み解いています。こんな読み方ができれば読書が楽しくなるだろな。