VineLinux6.5をVirtualBoxにインストール

はじめに

こんにちは、野村です。

VineLinux6.5をVirtualBoxにインストールしてみました。

Vineといえば、国産ディストリビューションの老舗。
僕も以前、自宅サーバとして数年間使ってました。

今回は、久々にVineを触ってみて気づいたことなどを書いてみようと思います。

セットアップ中〜起動

・自分にしては珍しく、デスクトップ環境込みでインストールしました。
・インストール画面は昔のまま。懐かしい。
・デスクトップ環境はGNOME2、日本語入力はibus-mozc。堅実といえばいいのかな?
・最初の起動時、自動的にパッケージのアップグレードを始めました。
・sudoは設定しなくてもそのまま使えます。

GestAdditionsの導入が簡単!

GuestAdditionsのディスクイメージを挿入したら自動マウントされ、オートランでそのままインストールできました。
gccなどは初めからセットアップされているのですね。
仮想マシンを再起動すると、シームレスモードもクリップボード共有も利用可能でした。

カタカナのデレクトリ名を英語デレクトリ名に修正

デフォルトでは、ホームデレクトリの中のデレクトリがカタカナの名前にになってます。
「ダウンロード」とか「デスクトップ」とか。
これを英語名に直したい時は、端末から以下のコマンドを実行。

$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

出現したウィンドウ上のボタン「update names」をクリックすれば終了です。

gnu screenをソースからインストール

gnu screen を導入したけど、自分が愛用している.screenrcをあてると文字化けした。
バージョンは「screen-4.0.3-3vl6.x86_64」。ちょっと古いかも。
なのでアンインストールして、ソースからインストールしてみることにした。

$ mkdir ~/tmp
$ cd tmp
$ git clone git://git.savannah.gnu.org/screen.git
$ cd screen/src/
$ ./autogen.sh
$ ./configure --enable-colors256

ここでエラー

checking for library containing tgetent... no
configure: error: unable to find tgetent() function

ncurses-develというのをインストールする必要があるらしい。

$ sudo apt-get install ncurses-devel
$ ./configure --enable-colors256

またエラーが出た

checking for PAM support... configure: error: no

調べてもよくわからない。なので別の方法を試すことにする。
↓ここからソースをダウンロードしました。

$ wget http://ftp.gnu.org/gnu/screen/screen-4.6.1.tar.gz
$ tar xvzf screen-4.6.1.tar.gz
$ cd screen-4.6.1
$ ./configure --enable-colors256
$ make
$ sudo make install

インストールできた!文字化けも大丈夫!
はじめからこうすればよかった。

仮想コンソール上のVimが使いにくい

ショートカット「Ctrl+Alt+F2」を押して仮想コンソール上で作業をしていて気がついたのだけど、Vimが使いにくい。
ショートカット「Ctrl+[」でノーマルモードに戻れないのですよ。
GUIのターミナルエミュレータ上のVimでは「Ctrl+[」が使えます。

以前のVineも同様だったのかは不明。
当時はほぼSSHから利用していたから。

しかし、何とかならないものだろうか?

終わりに

以上、VineLinux6.5をインストールして気がついたことなどを書いてみました。

何というか、良い意味で相変わらず、といった感じです。

それでは、今回はこれにて。

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野村 野村のプロフィール
メインPCはWindows10のVirtualBox上のFreeBSD。Linux/Unixの小ネタを求めて日々右往左往してたりする。