VirtualBox内からLAN上のNASを利用してみる

はじめに

こんにちは、野村です。

今回は、VirtualBox上のdebian9からWindowsネットワークに接続したときのメモです。

普段、VirtualBoxのゲストPCはNATネットワークを使ってます。
この場合、利用できるネットワークはPC内のものになります。

でも、今回の記事ためにブリッジアダプターでLANに繋ぎなおしてみました。
VirtualBox内からLAN上のNAS(IPアドレスは 192.168.1.15 としておく)に接続してみようと思います。

GUIのファイラを使う

とりあえずpcmanfmというファイラを使ってみます。

$ sudo apt install pcmanfm gvfs-fuse gvfs-backends
$ sudo reboot

再起動後、pcmanfmを起動し、メニューから[移動(G)]→[ネットワーク(W)]と選択すると、Windowsネットワークに接続しました。

直接NASに接続する場合は、アドレス欄に「smb://192.168.1.15」と打ち込むだけ。

簡単すぎた。

やはりここは普段のファイラから利用したい

普段使っているファイラはvifmです。
CUIのファイラなので、ネットワークに接続する機能はありません。多分。

でも大丈夫。コマンドでネットワーク上のフォルダをマウントすればいいはず。

というわけで、cifs-utilsをインストールしました。

$ sudo apt install cifs-utils

NASのIPが 192.168.1.15 の場合、こんな感じでマウントします。

$ sudo mount.cifs //192.168.1.15/野村 /home/nomura/mnt -o username=nomura,dir_mode=0755,file_mode=0644,rw,uid=1000,gid=1000

最初、NASのルートデレクトリをマウントさせようと思い、「//192.168.1.15/」にしてみたのだけど、通らなかった。
「//192.168.1.15/野村」というように、フォルダを指定する必要があるようです。

アンマウントするときは、こんな感じ。

$ sudo umount /home/nomura/mnt

終わりに

以上、VirtualBox上のdebian9からLAN内のNASに接続させてみたときのメモでした。

というわけで、今回はこれにて。

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野村 野村のプロフィール
メインPCはWindows10のVirtualBox上のFreeBSD。Linux/Unixの小ネタを求めて日々右往左往してたりする。