VirtualBox上のAndroid-x86-4.4を縦長画面にする

はじめに

こんにちは、野村です。

前回は、VirtualBox上にAndroid-x86-4.4をインストールしました。

Android-x86-4.4をVirtualBoxにインストール
今回は、VirtualBoxにAndroid-x86-4.4をインストールする手順を紹介します。なぜ今頃4.4なのかというと、縦長の画面解像度に設定して使いたいから。

今回は、スマホっぽく縦長画面に調整する方法を紹介します。

デフォルトの画面

デフォルトの画面はこんな感じ。

設定

ホストPC(win10)での作業

・まずは、仮想マシンをシャットダウンします。
・コマンドプロンプトを開いてVirtualBoxがインストールされたデレクトリに入ります。

> cd C:\Program Files\Oracle\VirtualBox

・「VBoxManage.exe setextradata 仮想マシン名 “CustomVideoMode1” “横解像度x縦解像度x16″」というように打ち込んで実行します。

> VBoxManage.exe setextradata and01 "CustomVideoMode1" "320x568x16"

ゲストPCでの作業

・仮想マシンを起動してGRUB画面になったら「a」を押す。
・「vga=ask」と打ち込んでEnterを2回押す。このとき、キーボードが英語配列になっているので注意。
・先ほど追加した解像度の番号(16進数)をメモする(今回の場合は「360」だった)。
・仮想マシンを再起動。
・GRUB画面になったら、Debug Modeで起動
・文字が流れる。止まったらEnterを押す。
・以下のコマンドを実行

# cd /
# mount -o remount  -rw /mnt
# vi /mnt/grub/menu.lst

・以下の3行の2行目の後ろに “vga=864” と追記する。この「864」というのは、さっきメモした数値(16進数で「360」)を10進数に変換した数値。

title Android-x86 4.4-r5 mobile
          kernel /android-4.4-r5/kernel quiet root=/dev/ram0 androidboot.hardware=android_x86 SRC=/android-4.4-r5 vga=864
          initrd /android-4.4-r5/initrd.img

・再起動

再起動後の画面

スマホっぽくなりました。

終わりに

以上、VirtualBox上のAndroid-x86の解像度を調節して縦長画面にする方法を紹介しました。

実機を持ってないので、これでwebサイトの確認をしようと思ってます。

それでは、今回はこれにて。

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野村 野村のプロフィール
メインPCはWindows10のVirtualBox上のFreeBSD。Linux/Unixの小ネタを求めて日々右往左往してたりする。