ホームデレクトリ内の日本語デレクトリを英語表記にする

はじめに

こんにちは、野村です。

今回は、ホームデレクトリ内の日本語デレクトリを英語表記にする方法を紹介します。

この記事を書いた経緯

Fedora27を最小セットアップして使っています。
最初のうちはよかったのだけど、ロケールを日本語に変更した後、こんなことが起こりました。

firefoxを使ってファイルをダウンロードしたのに、あらかじめ作っておいたデレクトリ「Downloads」内に収まっていなかったのです。

ダウンロードに失敗したのかと思い、再度挑戦してもファイルは現れない。
よく見てみたら、「ダウンロード」という名前のデレクトリが勝手に作成されていて、その中にダウンロードされていました。

やっぱ、デレクトリ名に日本語を使いたくない。
コマンドラインでデレクトリに入るときにいちいちIMEをオンにしなきゃいけないのは面倒。

てなわけで、日本語デレクトリを英語名にするコマンドをネットで調べて実行したのですよ。
そしたらこんなメッセージが出ました。

$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
bash: xdg-user-dirs-gtk-update: コマンドが見つかりません

xdg-user-dirs-gtk-update がインストールされてなかった。
さすがは最小インストール。
と、感心している場合じゃない。

解決方法

以下のコマンドで xdg-user-dirs をインストールします(Fedoraの場合)。

$ sudo dnf install xdg-user-dirs

そしてデレクトリ名をアップデート。

$ LANG=C xdg-user-dirs-update --force

勝手に出現したデレクトリ「ダウンロード」は破棄します。

rm -Rf ~/ダウンロード

最後に

以上、ホームデレクトリ内の日本語デレクトリを英語表記にする方法を紹介でした。

これで憎きカタカナデレクトリを破棄することができましたよ。
日本語のファイル名やデレクトリ名は見たくありません。

てなわけで、今回はこれにて。

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野村 野村のプロフィール
メインPCはWindows10のVirtualBox上のFreeBSD。Linux/Unixの小ネタを求めて日々右往左往してたりする。