はじめに
こんにちは、野村です。
Bash on Ubuntu on Windows をインストールしました。
Xming もインストールしたので、Xのアプリも起動できます。
でも、Xのアプリに日本語入力をする方法がよくわからなかった。
なのでちょっとだけ試行錯誤しましたよ。
インストール
管理ユーザになって以下のコマンドを実行します。
# apt install uim-anthy uim-toolbar-gtk fonts-vlgothic
今回は、uim-anthyを使います。
設定
~/.bashrcの設定
~/.bashrcに以下のコードを追記します。
export XIM=uim export XMODIFIERS=@im=uim export UIM_CANDWIN_PROG=uim-candwin-gtk export GTK_IM_MODULE=uim export QT_IM_MODULE=uim
uimの設定
一般ユーザに戻って作業します。
以下のコマンドでuimの設定ツールを起動します。
$ uim-pref-gtk &
「全体キー設定1」で全体のオン/オフのショートカットキーを変更します。
MS-IMEと競合させないためです。
今回は「Ctrl+バックスラッシュ」にしてみました。
起動コマンドの作成
パスの通ったデレクトリ内に適当な名前でファイルを作成し、以下のコードを書き込みます。
今回はファイル名を「ime」にしてみました。
#!/bin/sh uim-xim & uim-toolbar-gtk & mlterm &
このファイルに実行権限を与えます。
$ chmod 755 ime
起動
1) Xmingを起動します。
2) Bash on Ubuntu on Windowsを起動します。
3) Bash on Ubuntu on Windowsのプロンプトから先ほど作成したコマンド「ime」を実行します。
uimツールバーとmltermが起動しました。日本語が入力できます。
終わりに
というわけで、Bash on Ubuntu on Windows の日本語環境の導入法を紹介しました。
しかしこのBash on Ubuntu on Windows、あまり使い道がわからない。
Win10を使い始めてすぐにインストールしたのだけど、今ではSSHクライアントとしてしか使ってないのですよ。
Cygwinよりは便利とは思うのだけど、なんか中途半端。
これからは日本語入力もできることになったことだし、何かに活用してみようと思います。
それでは、今回はこれにて。