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はじめに
こんにちは、野村です。
今回は、FreeBSD11.1にLua付きでVimをビルドしたときのメモです。
Vimで入力補完をしたいときは、プラグイン「neocomplete」が必要です。
そして、neocompleteを動かすためには汎用スクリプト言語「Lua」が必要。
でも、FreeBSDのパッケージ管理コマンド「pkg」でインストールできるVimは、Luaが有効になってないのですよ。
Luaが無効のままneocompleteを入れたVimを起動すると、「neocomplete requires Vim 7.3.885+ with Lua enabled.」のようなメッセージが出てきます。
なんとしてでも入力補完を使いたい。
なので、Vimをソースからビルドすることにしましたよ。
準備
必要なパッケージをインストールします。
PerlとかRubyとかも入れた方がいいのかな?
とりあえずPython3だけでいいや。
必要になったら追加しよう。
$ sudo pkg install python3 lua51 luajit ncurses
最初、lua52をインストールしました。
でも、vimのソースをconfigureするとエラーで止まってしまうのです。
試しにlua51をインストールしなおしたら通りました。
Vimのインストール
最終的にはこんな感じ。
$ git clone https://github.com/vim/vim.git
$ cd vim
$ ./configure \
--enable-multibyte \
--with-features=big \
--enable-gui=no \
--enable-python3interp=yes \
--enable-luainterp=yes \
--with-lua-prefix=/usr/local \
--enable-cscope \
--enable-fail-if-missing \
--with-luajit
$ make
$ sudo make install
最後に
以上、FreeBSD11.1にLua付きでVimをビルドしたときのメモでした。
ソースからビルドするのには慣れてないので、configureオプションの設定に試行錯誤しましたよ。
オプションの書き方に統一感がないのはそのせいです。
ともかくこれで思う存分入力補完ができる。めでたい。
というわけで、今回はこれにて。