Vimで日本語入力する際、最低限fcitxに施しておくべき設定

はじめに

こんにちは、野村です。

今回は、fcitxにIMEをオフにするショートカットを設定する方法を紹介します。

Vimで日本語を入力している際、(特に対策を講じてない場合)IMEをオフにしてからじゃないとノーマルモードに戻れなくて不便です。

uimの場合「Vim協調モード」という設定項目があるのだけど、fcitxには見当たらない。
でも、そんな項目がなくとも、IMEをオフにするショートカットを設定すればいいのです。

で、その設定にちょっと戸惑ったので、ここに報告しておきます。

GUIの設定ツールからでは不完全

fcitxにはGUIの設定ツールがあって、これを使うとIMEをオフにするショートカットを登録することができます。

ところが、「Ctrl+[」は登録できても、「Escape」が登録できない。
「Escape」を登録しようとすると、登録の操作が途中でキャンセルされてしまう。
これ、設定ツールとしては欠陥なんじゃないだろか?

設定ファイルを直接編集する

テキストエディタで「~/.config/fcitx/config」を開きます。
36行目が以下のようになっているはずです。

# InactivateKey=

この行を以下のように修正します。行頭の「#」を外すのを忘れないでください。

InactivateKey=CTRL_[ ESCAPE

編集後、この設定ファイルを保存し、fcitxを再起動すればいいはず。

ところが、fcitxを再起動すると必ず画面が固まるのですよ。
ちなみに環境は
debian 9.3(amd64)、openbox 3.6.1-4、fcitx 1:4.2.9.1-6
です。

というわけで、デスクトップごと再起動をかけました。

デスクトップを終了するコマンド

$ killall xinit

デスクトップを起動するコマンド

$ startx

終わりに

以上、fcitxにIMEをオフにするショートカットを設定する方法を紹介しました。

これでようやく不自由なく日本語入力できる。めでたしめでたしです。

というわけで、今回はこれにて。

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野村 野村のプロフィール
メインPCはWindows10のVirtualBox上のFreeBSD。Linux/Unixの小ネタを求めて日々右往左往してたりする。