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はじめに
こんにちは、野村です。
今回はVimの基本的なタブ操作についてです。
タブ機能は便利です。使わないわけにはいきません。
最低限の操作法を押さえておきましょう。
起動時に複数のファイルをタブで開く
オプション「-p」を使います。
$ vim -p hoge.cpp fuga.cpp
ファイルを新しいタブで開く
ファイルを指定して開く
たとえば「test.txt」というファイルを新規タブで開きたい場合、
コマンドモードに入り「:tabnew test.txt」と入力してEnter。
ファイルエクスプローラから開く
1. コマンドモードに入り「:Explore」と入力してEnter。
2. 開きたいファイルを選択して「t」を押す。
(NERDTreeの場合も「t」でOK)
すべてのバッファをタブで開く
コマンドモードに入って「:tab ba」と入力してEnter。
タブの移動
・gt 次のタブへ
・gT 前のタブへ
・{i}gt i番目のタブへ
(頻繁に開くファイルを左端のタブに配置しておくと「1gt」でそのファイルを開くことができるので便利)
「gT」が押しにくい場合
前のタブへ移動するショートカット「gT」は、ハッキリ言って押しにくいです。
「gr」あたりに割り振る方が直感的かも。
~/.vimrcに以下のコードを追記すると、「gr」で前のタブへ移動させることができます。
nnoremap gr :tabprevious
現在のタブ以外の全てのタブを閉じる
コマンドモードに入って「:tabo」と入力してEnter。
(この操作を知らなかった頃、Vimを終了させる際は全てのタブで「:q!」と打っていた!)
タブの順番を入れ替える
~/.vimrcに以下のコードを追記します。
"タブ自体を移動する nnoremap <Tab>l :+tabmovennoremap <Tab>h :-tabmove
「Tab+l」で右側にタブ自体を移動、「Tab+h」で左側にタブ自体を移動できるようになります。
終わりに
以上、Vimの基本的なタブ操作を紹介しました。
タブ関連は、デフォルトのままでは操作性がイマイチ。
設定次第で見違えるように使いやすくなるけど、一応、デフォルトの操作法を身につけておくに越したことはないと思います。
というわけで、今回はこれにて。