はじめに
こんにちは、野村です。
今回は、ターミナルエミュレータ「rxvt」の導入と設定方法です。
Fedoraではrxvtを使うことにした
Fedora27をインストールして見て驚いたのは、リポジトリにmltermがなかったこと。
mltermは、w3mでwebサイトを閲覧していても、文字化けやレイアウト崩れが少ないので、ずっと愛用していたのですよ。
一応、mltermのrpmをダウンロードしてインストールしてみました。
でもmlterm上でIMEがオンにならなかった。
プラグインが必要なのかな?
mltermが使えないのなら、Fedoraを使うのを見送ろうとも思ったのだけど、ターミナル・エミュレータだけでディストリビューションの良し悪しを決めるわけにいかない。
考えてみれば、CPUもメモリも十分なので、GUI環境でw3mを使うことはめったにない。
mltermにこだわり過ぎてちゃダメだ。
てなわけで、軽快なターミナルエミュレータの代名詞「rxvt」を導入することにしました。
インストール
256色、ユニコード、マルチランゲージ対応のパッケージをインストール。
$ sudo dnf install rxvt-unicode-256color-ml
起動するときは、
$ urxvt256c-ml &
になるのかな?
なんだか長いから
$ urxvt &
でいいや。
設定
設定ファイル「~/.Xdefaults」に以下を追記しました。
URxvt.geometry: 96x32
URxvt.scrollBar_right: true
URxvt.scrollBar_floating: true
URxvt.scrollstyle: plain
URxvt.cursorBlink: true
URxvt.cursorUnderline: true
URxvt.pointerBlank: true
URxvt.visualBell: false
URxvt.saveLines: 3000
URxvt.fading: 40
URxvt.font: xft:Dejavu Sans Mono-10,\
xft:VL ゴシック
URxvt.letterSpace: -1
!URxvt.lineSpace: 0
!! Color Scheme and Opacity - gruvbox-dark https://github.com/morhetz/gruvbox
URxvt.depth: 32
URxvt.color0: [90]#282828
URxvt.color1: [90]#cc241d
URxvt.color2: [90]#98971a
URxvt.color3: [90]#d79921
URxvt.color4: [90]#458588
URxvt.color5: [90]#b16286
URxvt.color6: [90]#689d6a
URxvt.color7: [90]#a89984
URxvt.color8: [90]#928374
URxvt.color9: [90]#fb4934
URxvt.color10: [90]#b8bb26
URxvt.color11: [90]#fabd2f
URxvt.color12: [90]#83a598
URxvt.color13: [90]#d3869b
URxvt.color14: [90]#8ec07c
URxvt.color15: [90]#ebdbb2
URxvt.foreground: [90]#ebdbb2
URxvt.background: [90]#282828
URxvt.colorIT: [90]#8ec07c
URxvt.colorBD: [90]#d5c4a1
URxvt.colorUL: [90]#83a598
URxvt.scrollColor: [90]#504945
設定を反映させるときは以下のコマンドです。
$ xrdb -merge .Xdefaults
終わりに
以上、ターミナルエミュレータ「rxvt」の導入と設定方法を紹介しました。
確かに軽快。
でもmltermが名残惜しい。
慣れるまでガマンだな。
というわけで、今回はこれにて。