はじめに
こんにちは、野村です。
debianのウィンドウマネージャをOpenBoxから自作ウィンドウマネージャに切り替えました。
で、この自作ウィンドウマネージャ、ホットキーを追加する機能はないのですよ。
なので、xbindkeysというデーモンを導入し、新たなホットキーを設定することにしました。
インストール
管理ユーザになって以下のコマンドを実行します。
# apt install xbindkeys
キーを調べる
キーの名前がわからないときは、以下のコマンドを実行後に調べたいキーを押します。
$ xbindkeys -k
ちなみに、Windowキーの名前は「Mod4」でした。
設定
ホームデレクトリ上に「.xbindkeysrc」というファイルを作成し、ホットキーの設定を書き込みます。
"mlterm" Shift+Mod4 + t "dmenu_run" Shift+Mod4 + d
起動
起動するときは、以下のコマンドになります。
~/.xinitrcに書き込んでおくと、デスクトップを立ち上げたときに起動するので便利です。
$ xbindkeys
再起動するときはこんな感じ。愚直ですな。
$ killall xbindkeys; xbindkeys
複数の設定ファイルを使い分けたいとき
複数のウィンドウマネージャをインストールしているときなど、使うウィンドウマネージャによって.xbindkeysrcの内容を変えたい場合があります。
たとえば、OpenBox用に「.xbindkeysrc-openbox」という設定ファイルを作成し、それを読み込ませたい場合は、-fというオプションを使います。
$ xbindkeys -f ~/.xbindkeysrc-openbox
終わりに
以上、xbindkeysの使い方を紹介しました。
これでマウスを使わず、キーボード操作でアプリを一発起動できます。ありがたい。
というわけで、今回はこれにて。