FreeBSD11.1にGUI環境をインストール

はじめに

こんにちは、野村です。

前回は、VirtualBox上にFreeBSDをインストールした直後の設定を紹介しました。

FreeBSD11.1をインストールしたあとにやったこと
VirtualBoxにFreeBSD11.1をインストールしたので、その直後にやっておいたことを紹介します。

今回はGUI環境のセットアップです。
軽量化を図るため、デスクトップ環境を使用せず、OpenBoxというウィンドウマネージャのみで構築します。

一気にインストール

rootでログインし、必要なパッケージを一気にインストールします。
・VirtualBox上の環境なので、virtualbox-ose-additionsをインストールしておきます。
・日本語入力環境はuim-mozcを使います。なぜかfcitx-mozcではうまくいかなかった。

# pkg install virtualbox-ose-additions
# pkg install xinit
# pkg install xf86-input-keyboard
# pkg install xf86-input-mouse
# pkg install dbus hal

# pkg install openbox
# pkg install xterm
# pkg install setxkbmap
# pkg install ja-uim-mozc
# pkg install uim-gtk
# pkg install ja-font-vlgothic
# pkg install lxpanel
# pkg install xauth
# pkg install xrandr

rc.confに追記

/etc/rc.conf に以下のコードを追記します。
・VirtualBox上の環境なので、vboxguest_enableとvboxservice_enableを設定します。

vboxguest_enable="YES"
vboxservice_enable="YES"
hald_enable="YES"
dbus_enable="YES"
tcsd_enable="YES"
devd_enable="YES"

上書き保存したら仮想マシンを再起動します。

一般ユーザの設定

ここからは一般ユーザでログインして作業します。

.bash_profile

前回、シェルをtshからbashに変更したので「.bash_profile」という設定ファイルを使います。
ホームデレクトリに「.bash_profile」というファイルを作成し、編集します。
内容は以下の通り。

export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
export LANGUAGE=ja_JP.UTF-8
export LANG=ja_JP.UTF-8
export GTK_IM_MODULE=xim
export QT_IM_MODULE=xim
export XMODIFIERS=@im=uim
export XIM=uim

.xinitrc

ホームデレクトリに「.xinitrc」というファイルを作成し、編集します。
内容は以下の通り。

#!/bin/sh

/usr/local/bin/mozc start
/usr/local/bin/uim-xim &
/usr/local/bin/uim-toolbar-gtk &
/usr/local/bin/setxkbmap -model jp106 -layout jp &
/usr/local/bin/lxpanel &
/usr/local/bin/VBoxClient-all &
/usr/local/bin/openbox

解像度の設定

ここでコマンド「startx」を実行すると、GUI画面が起動します。
ところが、画面解像度が低すぎて使い物になりません。
解像度を上げてみましょう。

xtermを起動し、コマンド「xrandr」を実行します。
すると、こんな文字列が表示されます。

Screen 0: minimum 64 x 64, current 1920 x 1080, maximum 32766 x 32766
VGA-0 connected 1920x1080+0+0 0mm x 0mm
   1920x1080     60.00+  60.00
   2560x1600     60.00
   2560x1440     60.00
   2048x1536     60.00
   1920x1600     60.00
   1600x1200     60.00
   1680x1050     60.00
   1400x1050     60.00
   1280x1024     60.00
   1024x768      60.00
   800x600       60.00*
   640x480       60.00

大切な文字列は2行目の冒頭「VGA-0」と「1920×1080」などの解像度を表す数値、それからレートを表す数値「60.00」です。
たとえば、解像度を1920×1080に設定したいときは、以下のコマンドを実行します。

$ xrandr --output VGA-0 --mode 1920x1080 --rate 60

解像度が上がったら、VirtualBoxのショートカット「右Ctrl+f」を押してフルスクリーン表示してみましょう。

こんな感じです。
まだアプリはxtermしかありません。

追記:日本語環境が不完全でした!

今回、FreeBSDにGUI環境をセットアップする方法を紹介しました。

ところが、このままでは日本語環境が不完全だということが判明したのです!
・mlterm上で日本語入力に切り替わらない
・xterm上で変換中の文字列が文字化けする(→解決
・lxterminalでは日本語入力が正常に動作する
いくつかの方法を試したのですが、結局デスクトップ環境を導入してみることにしました。
以下の記事で、Xfceというデスクトップ環境のインストール方法を紹介します。

FreeBSD11.1にデスクトップ環境Xfceをインストール
FreeBSD11.1にGUI環境をセットアップしてみたところ、日本語入力がかんばしくない。試しにXfceというデスクトップ環境を導入。でも状況はあまり進展せず。困ったな。

それでは、今回はこれにて。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

野村 野村のプロフィール
メインPCはWindows10のVirtualBox上のFreeBSD。Linux/Unixの小ネタを求めて日々右往左往してたりする。