はじめに
こんにちは、野村です。
前回、VirtualBox上のFedora26にApache2.4をインストールしました。
Fedora26にApache2.4をインストールしました。ドキュメントルートを変更するため、SELinuxを無効にしたり、Apacheの実行ユーザを変更したりと、結構特殊な設定となってます。
今回は、PHP7.1とMariaDBをインストールします。
PHP7.1
インストール
管理ユーザになって以下のコマンドを実行します。
# dnf -y install php php-mbstring php-mysqlnd php-gd php-soap php-xml
設定
設定ファイル「/etc/php.ini」を編集します。
902行目あたりのコメントアウトを解除し、タイムゾーンを記入。
date.timezone = "Asia/Tokyo"
そしてApacheを再起動。
# systemctl restart httpd
MariaDB
インストール
管理ユーザになって以下のコマンドを実行します。
# dnf -y install mariadb-server
設定
設定ファイル「/etc/my.cnf.d/mariadb-server.cnf」を編集します。
21行目あたりに以下のコードを追記。
[mysqld] character-set-server=utf8
仮想マシンを起動したときにMariaDBを起動するようにする。
そして仮想マシンを再起動し、MariaDBの起動チェック。
# systemctl enable mariadb # reboot
再起動後に起動チェックをしたら、MariaDBの初期設定をします。
管理ユーザになって、コマンド「mysql_secure_installation」を実行すると対話形式で設定できる。
Enter current password for root (enter for none): enter Set root password? [Y/n] Y New password: ******** Re-enter new password: ******** Remove anonymouse users? [Y/n] Y Disallow root login remotely? [Y/n] Y Remove test database and access to it? [Y/n] Y Reload privilege tables now? [Y/n] Y
終わったら一応、MariaDBを再起動しておく。
# systemctl restart mariadb
終わりに
以上、VirtualBox上のFedora26にPHP7.1とMariaDBをインストールしてみました。
MariaDBを初めて触ったけど、MySQLより設定項目が少なくて分かりやすい気がします。
というわけで、今回はこれにて。