画像編集コマンド「convert」でサムネイル画像を作成してみる

はじめに

こんにちは、野村です。

今回は、画像編集コマンド「convert」でサムネイル画像を生成してみます。

displayをつかえば、コマンドラインから画像を編集できます。
導入するには、imagemagickをインストールする必要があります。

使用するコマンドの説明

短辺をサイズ指定して縮小する

$ convert before.png -resize "100x100^" after.png

サイズ指定の直後に「^」をつければ、短辺のサイズを指定して縮小されます。

サイズを指定して画像の中央を切り取る

$ convert -gravity center -crop "100x100+0+0" before.png after.png

・オプション「gravity」に「center」を指定します。
・オプション「crop」に「横幅x縦幅+0+0」を指定します。
こうすることで画像の中央を切り取ることができます。

サムネイル画像を生成するコマンドを作ってみる

以上の2つのコマンドを組み合わせて新たなコマンドを作ってみます。

スクリプト

#!/bin/sh

convert $1 -resize "$2x$2^" -gravity center -crop "$2x$2+0+0" thumb.png

このスクリプトを「thumb」という名前でパスの通ったデレクトリに保存し、実行権限を与えます。

使い方

$ thumb 画像ファイル名 ピクセル値

以上のコマンドを実行すると、ピクセル値で指定した正方形の画像(thumb.png)が生成されます。

使用例

オリジナル画像:KIMG0070.JPG

$ thumb KIMG0070.JPG 100

サムネイル画像:thumb.png

終わりに

以上、画像編集コマンド「convert」でサムネイル画像を生成してみました。

とはいえ、あまり活用する機会はないかも。

というわけで、今回はこれにて。

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野村 野村のプロフィール
メインPCはWindows10のVirtualBox上のFreeBSD。Linux/Unixの小ネタを求めて日々右往左往してたりする。