FreeBSD11.1にデスクトップ環境Xfceをインストール

はじめに

こんにちは、野村です。

↓今回は、この記事の続きです。

FreeBSD11.1にGUI環境をインストール
VirtualBoxにインストールしたばかりのFreeBSD11.1にGUI環境をセットアップしてみました。軽量化を図るためにデスクトップ環境は使わず、OpenBoxのみで構築します。

実は前回の記事、失敗してました。
参考にされた方がいらっしゃったら、ごめんなさい。

日本語環境がしっくりいかなかったのですよ。
fcitxが使えなかったり、uimに変えてみてもlxterminal以外の端末エミュレータでは日本語が入力できなかったり。

原因を突き止めるのも厄介なので、この際、デスクトップ環境をインストールしてみることにしました。
もしや良い方向に変わるかもしれない。甘いかな?

LXDEとXfce、どっちにするか迷ったけど、OpenBox以外のウィンドウマネージャを試してみたくなったので、Xfceを選びました。

インストール

管理ユーザになって以下のパッケージをインストールします。

# pkg install ja-fcitx-mozc zh-fcitx-configtool
# pkg install xfce

設定

一般ユーザになって ~/.xinitrc を以下のように書き換えます。

#!/bin/sh

/usr/local/bin/VBoxClient-all &
/usr/local/bin/setxkbmap -model jp106 -layout jp &
/usr/local/bin/mozc start
/usr/local/bin/fcitx -r -d
exec /usr/local/bin/startxfce4 --with-ck-launch

前回作成した ~/bash_profile を編集します。
uimに関する行をコメントアウトしてfcitxの設定を記入。

export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
export LANGUAGE=ja_JP.UTF-8
export LANG=ja_JP.UTF-8
#export GTK_IM_MODULE=xim
#export QT_IM_MODULE=xim
#export XMODIFIERS="@im=uim"
#export XIM=uim
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx

起動

一応、一旦ログアウトしてからログイン。
そしてコマンド「startx」を実行すればデスクトップが起動します。

追記:まだダメだった

今回、Xfceを導入したことでfcitxが使えるようになったことは進展といえるのかも。
でもmltermでは日本語入力ができない(日本語入力に切り替わらない!)ことが発覚。
一応、xterm、XfceTerminal、lxterminalでは日本語が入力できるから使用する上では問題ないけど、やっぱmltermを使いたい!

で、fcitxからuimに戻してみたら、
・mltermは、相変わらず日本語入力に切り替わらない
・xtermは、変換中の文字列がが文字化けする(→解決
状況は変わってなかった。残念。

というわけで、今回はこれにて。

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野村 野村のプロフィール
メインPCはWindows10のVirtualBox上のFreeBSD。Linux/Unixの小ネタを求めて日々右往左往してたりする。