おは、こんばんわ!
アルベドの裏切りが発覚!?
書籍で知ってたけどやっぱマジなのか!?と気になるジャックです。
今回、ソリュシャンのチクるで呼び出されたアインズは、
セバスの忠誠を証明する為、ツアレを殺せとセバスに告げます。
セバスの選択は如何に!?
―目次―
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ナザリック側
ソファに腰掛けるアインズの右側にはビクティムを抱えるデミウルゴス。
左側にはコキュートス。向かい側にはセバス。
逃げ道を塞ぐ様に扉の前にはソリュシャンという配置。
冷や汗を流すセバスにアインズはハンカチを投げた。
呼び出されたツアレはセバスの隣に立つ。
怯えながらも逃げない勇気をアインズは称え、無礼を許す。
「セバス。お前には目立たないように行動しろ。と言った筈だな。」
「はっ。」
「―――にも関わらず、くだらない女の為に厄介ごとを招いた。違うか?」
「私の浅慮がアインズ様のご不快を招いた事を深く反省し、
このような事が二度と起こらない様充分な注意を―――」
「良い。失態は誰にでもある事だ。セバス、お前のつまらない失態を私は許そう。」
「アインズ様、感謝致します。」
「しかしだ。失態は償わなければならない。殺せ。」
「なんと、おっしゃいましたか?」
セバスはアインズの言葉を疑った。
「セバス、お前は至高のアンガ―――(噛んだ??)四十一人に従う犬か?
はたまた己の意思を正しいとする者か?」
「それは―――」
「答える必要は無い!結果でそれを私に見せよ。」
セバスはアインズの命令を受け、ツアレに向き直る。
セバスの袖を掴んでいたツアレは離れ、微笑んで眼を瞑る。
セバスは本気でツアレを殺そうと殴りかかった。
が―――コキュートスによってセバスの拳は止められる。
「コキュートス。先の物は確実にその女を死に至らしめる攻撃だったか?」
「間違いございません。」
「ならば、これをもってセバスの忠誠に偽り無しと私は判断する。」
アインズは次の話に移る。
セバス達の働きにより充分な情報を得た。
屋敷は引き払い、ナザリックに撤退する物とする―――。
アインズはビクティムをナザリックに連れ帰った。
後にツアレを連れ、セバスは部屋を出る。
「謝罪するつもりはありません。
ただもし、もっと別の手段を取っていればこのような結果にはならなかったでしょう。」
「セバス様―――」
「貴方は人の世界で幸せになりなさい。記憶の操作をアインズ様は行える筈。
悪い記憶は全て消して―――そして、行きなさい。」
ツアレはセバスを忘れたくなかった。
自身の幸せはセバスと共にあると言う。
「私はここが地獄だなんて思いません。
お腹一杯に食事が出来て、まともな仕事が与えられました。」
・ツアレは小さい村に生まれた。そこでの生活は厳しい。
・お腹を減らしながら畑を耕しても実った作物は領主に持っていかれる。
・悲鳴を上げても笑いながら犯される。
↓整理すると下記↓
両親を早くに亡くして以降、村で妹と2人で生活していたが、
13歳の時に貴族に妾として連れ攫われてしまう。
そこで6年間「玩具」とされた挙句、貴族が飽きた後は娼館に売り飛ばされ、
文字通り地獄のような日々を送ることになる。
泣くツアレをセバスは抱きしめた。
ナザリックにツアレを連れて行く―――
アインズにお願いしてみるというセバスにツアレはキスをした。
「チクチクしました。幸せのキスは初めてです。」と―――
※僕(リア充、爆発しろぉおおおおああああああ!!)
セバスはツアレが家庭料理が出来るという面を押す。
が―――デミウルゴスと徐々に喧嘩になっていく。
『たっちみー』と『ウルベルト』はよく喧嘩をしていた。
アインズはその光景を思い出し、笑う。
「ははははははっ!構わないとも!許す、許すぞ!
そうだ、そうやって喧嘩をしないとな!ははははははっ!」
が―――抑制がかかり、感情が抑えられる。
その事にアインズは舌打ちした。
後に、アインズはツアレを呼びフルネームを尋ねる。
「ツアレ、ツアレニーニャ・ベイロンです。」
※僕(ニーニャ・・・ん?ニーニャ?・・・それってニニャ君の事ですか?)
「アインズ様、あの娘・・・ご存知だったのですか?」
「私はな。恩には恩を仇には仇を返すべきだと思っている。
受けた借りはしっかり返すべきだと―――」
アインズは一冊の本を取り出す。それは、貴族に姉を攫われた一人の少女の日記。
”それ”からこの世界での一般常識を得たアインズはそれは借り。だと言う。
「―――お前より受けた借りをお前の姉に返そう。」
デミウルゴスは”行ってみたい場所”へと向かい。
セバスとソリュシャンは小麦の確保と各所への挨拶回りに出かけた。
ツアレに留守番を任せて―――
王国側
ラナーと会談したのは兄のザナックとレイブン卿だった。
※web版だとレイブン卿だけ
「本当のラナー殿下とお話したいのですが?」
ラナーは本性を露にする。
「これほどとは!?その瞳、昔見た幼い貴方のままです。演技をされていたのですか?」
「私は満たされていたのよ。」
「クライム君、ですか?」
「そうですね・・・クライムと結ばれれば、うーん
ついでに、鎖でどこにも行かないように飼えればもっと幸せかもしれません。」
「飼う。つまりは、愛していないという事ですか?」
「愛していますよ。ただあの眼が凄く好きなのです。
犬のように纏わり付いてくる姿も大好きなのです。」
「悪いな。さっぱり分からん。」
ザナックはドン引きだった。
※僕(僕もドン引き。)
ザナックはラナーに取引を持ちかける。
ザナックが王位を継承した場合、クライムをラナーにくっつける!
「乗りましたぁ!」と―――ラナーは即答だった。
そして、レイブン卿の息子とラナーの婚約話が持ち出される。
※ラナーから持ち出す。
実際の所、ラナーはクライムと子を成し、レイブン卿の息子は最愛の人と婚約を結ぶ。
話は戻り、本題。
八本指が地下に潜る前に攻勢をかけたいラナー。
ここで、ザナックが重大な案件を出す。
二人が敬愛する兄第一王子バルブロに八本指から金が流れている。
「追い落とすのに丁度良いネタになる。」
こうして麻薬部門を含め、襲撃は全部で八箇所となった。
が―――頭数が居ても、アダマンタイト級『六腕』の相手が出来るか・・・。
冒険者組合に要請は出しているが・・・。
そこへ、今回の協力者が現れる。
王国戦士長ガゼフ・ストロノーフだった。
ナザリック側再び
屋敷に戻ったセバスとソリュシャン。
異変に気付いたセバスはツアレを探すが、何処にも居ない。
ツアレが攫われた―――
ご丁寧に時間や場所の指定がされていた。
セバスはツアレが連れ去られた事実を報告し、どうしたら良いか?指示を仰ぐ。
アインズはソリュシャンのメッセージを受け、
アルベドにセバスを支援する部隊の編成―――を命令する。
「アインズ様を不快にさせた人間どもに鉄槌を下します。」
アインズとのメッセージが切れるとアルベドは「しかし、分からないわ。」
と、床に捨てられた旗を見る。
「アインズ・ウール・ゴウンか・・・くだらない。」
最後に
またもや、最後に全部持っていかれた!
アルベドの「くだらない。」が意味深??裏切っちゃうの!?分からない・・・。
「このナザリック地下大墳墓は貴方様だけのもの。
このアルベド、貴方様のみに忠義を尽くしたく思っております。
ああ・・・いつかまたあの素敵なお名前をお聞きしたく存じます――」
と、言っているから裏切っている訳では・・・無い??
『貴方様』はきっと『モモンガ』の事だろうな。うん。
モモンガを愛する余りアインズ・ウール・ゴウンに憎悪を抱いているご様子。
これが、今後どう影響してくるのか―――
アルベドならモモンガと創造主タブラさんが対立したとしても
モモンガを味方しそうだが・・・。