viコマンドの初期設定

こんにちは、童爺です。

今回はviコマンドが使いづらいので、初期設定を弄ってみようと言う主旨です。

編集するvimの設定ファイル

通常は、以下の様な感じでviコマンドを開いて、:echo $VIM等で、設定ファイルが表示されるのですが・・・。
システム vimrc: “$VIM/vimrc”
ユーザ vimrc: “$HOME/.vimrc”
第2ユーザ vimrc: “~/.vim/vimrc”
ユーザ exrc: “$HOME/.exrc”
省略時の $VIM: “/usr/share/vim”

システム全体で、同じ設定をしようと思い「:echo $VIM」で、$VIM変数が「/usr/share/vim」になっていたので、編集したのですが上手くいきませんでした。

どうもCentOS7では、編集場所が違うらしく、/etc配下のvimrcファイルを編集しないと設定が反映されませんでした。

それを踏まえて、以下に編集の手順を説明します。

まず、以下のコマンドで、vimがインストールされているかチェックします。

$ vim --version

インストールされていない場合は、以下のコマンドにてvimをインストールしてください。

$ sudo yum -y install vim-enhanced

まず、/etc/profileのバックアップを取ります。

$ sudo cp -p /etc/profile /etc/profile_20180222

では、次に/etc/profileを編集します。

$ sudo vi /etc/profile

# 最終行にエイリアス追記

alias vi='vim'

変更を反映します。

$sudo source /etc/profile

次にバックアップを取ります。

$sudo cp -p /etc/vimrc /etc/vimrc_20180222

では、次に/etc/vimrcを編集します。
# 最終行に設定を追記

"コマンドを画面の最下行に表示する。
set showcmd
"閉じ括弧が入力されたとき、対応する開き括弧にわずかの間ジャンプする。
set showmatch
"検索時、大文字/小文字を区別しない。
set ignorecase
"検索パターンに大文字が含まれている場合は区別して検索する。
set smartcase
"インクリメンタルサーチを行う
set incsearch
"ファイルの保存をしていなくても、べつのファイルを開けるようにする
set hidden
"マウスの入力を受け付ける。
set mouse=a
"行番号を表示
set number
"オートインデント有効
set autoindent
"ターミナルウィンドウにタイトル表示
set title
"文脈によって解釈が異なる全角文字の幅を、2に固定する
set ambiwidth=double
"Tab幅を4文字にする
set tabstop=4
"Tabを半角スペースで挿入する
set expandtab
"vimが自動で生成する(読み込み時など)tab幅をスペース4つ文に>する
set shiftwidth=4
"改行時に自動でインデントを設定する
set smartindent
"空白文字の可視化
set list
"可視化した空白文字の表示形式について。
set listchars=tab:»-,trail:-,eol:↲,extends:»,precedes:«,nbsp:%
"コマンドラインの履歴を50件保存する
set history=50
"文字のないところにカーソル移動できるようにする
set virtualedit=block
"カーソルの回り込みができるようになる
set whichwrap=b,s,[,],<,>
"バックスペースを、空白、行末、行頭でも使えるようにする
set backspace=indent,eol,start
"補完リストの表示
set wildmenu
"上記TABリストの補完動作
set wildmode=longest,full

保存して終了します。

再起動して反映させます。

$sudo reboot

以上です。

setコマンドの詳細に関しては、http://vim-jp.org/vimdoc-ja/options.htmlを参照して下さい。

まとめ

CentOS7の場合、$VIM配下のvimrcを編集しても反映されない点に苦労しました。
結構悩みました。

次回は、manコマンドで日本語がUnicode?のコード番号になってしまう現象に関する対処でもやろうかと思います。(以下参照)

例によって時間があればです。


それではまた。
でわでわ。

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童爺 童爺のプロフィール
童爺は「どうじ」と読んでください。 由来は友人に、ハンドルネームを「酒呑童子」にしようかと相談したら、「酒呑童爺」にしたらどうかと言われたのが由来です。(爺むさい所や、子供っぽいところがあるからです。)