未来の自家用車について

初めまして、富山県在住のロッキー365と言います。

自動車の事についてはあまり詳しいことは知らない私ですが、今回は私達の近い将来に走行しているであろうと思われる未来の自家用車について、私なりの考えと、現在の自動車製造業界の動向について考察して行きたいと思います。

未来の車への先駆け

未来に走る自家用車と言えば、先ず頭に浮かぶのは20年前にTOYOTAが開発製造、市販したPriusではないでしょうか?

ハイブリッド・カーと言うコンセプトを謳ったこの車の販売は自動車業界に『未来の車』として華々しく登場し、排出ガスの少ない燃費性能の優れた車として市場に出回りました。

発進、低速走行時にはガソリンで、通常時、高速走行時には搭載したリチウム・イオン電池による電力の力で走行すると言う画期的な構造設計には、私も唸らされました…。(実際に試乗してみた感想…。)

その後、幾年か歳月が過ぎ、開発元のTOYOTA社の他の自動車メーカーもこぞってHV車を開発し、自社開発の複数の車種に其のシステムを導入し、市場に投入して来ました。それから次々とモデル・チェンジごとに性能付加価値が追加され、燃費走行距離/ℓも上がって来ており、政府からはエコカー減税なる制度も施行されました…。

各社開発競争

その後、メーカー各社は独自の開発を行い、ガソリンを一切使わない車体内部に搭載した電池や電源供給所で充電した電力で走行する車や、車輪自体に直接駆動する為のモーターを取り付け電気モーターの推進力で4軸の車輪を回転させ、CO2の排出規制、走行加速能のUP、走行距離のUP、走行時の振動の軽減化にも力を入れるように開発設計して来ています。

凄い車の誕生

最初に電気自動車を開発したのは、三菱自動車㈱でした。もう十年以上も前になりますが、NHKの特集番組で三菱の電気自動車開発チームのドキュメンタリー番組を観た私は電気エンジニアの端くれとして感動した事を鮮明に憶えています。直流同期モーターを車輪4本に直に取り付け電気の力で走行する…。

試作車はすでに走行テストを繰り返しており、様々なデーターを取得評価中、三菱自動車はこの新型開発車の製造、商品化に全社運を賭けると言うナレーションで番組の映像幕が下ろされました。

私はウキウキしました将来が楽しみでならない…!
何時になったらそう言う自動車に乗れるのか…? と…。

環境に優しい車の誕生

また、アメリカ合衆国の黒人初の大統領として就任した、バラク・オバマ氏が就任二年目に打ち出した、スマート・グリッド(次世代送電網)構想に準じた仕様にも対応した設計構造にもなっている日産自動車㈱のLeaf。

この車は全国内に有る給電所で充電できる他に家庭内の商用電源からもプラグを差し込む事により充電できる…。また逆に車体本体からも必要に応じて電気を供給する事が出来る。この車を性能的に高めて、殆ど充電をせず、走行距離を伸ばしたのが新型NOTE e-Powerである…。

 またハンドルから手を離して自動運転の出来るシステムの開発に成功、商品化に向けて試作を繰り返しいる。(TVCMでも放映、矢沢永吉が専属契約)

マツダ自動車㈱は走行中に死角になる自動車を検知、自動ブレーキ搭載車を発表、市場に投入、富士重工(スバル自動車㈱)ステレオカメラによるアイサイト、全車追従機能付コントロール・システム(ACC)より衝突回避システムで、人身事故6割減、追突事故8割減の実績を達成。また、歩行者保護エアーバッグをつける車種も市場に出回った。

このマツダ㈱とスバル自動車の事故防止システムの開発は、およそ十年前から民学一体で実用化に向けて研究されてきた。

私は富山県に在住なのだが、富山市内に有る産業展示館の『電子計測展示会』で国立富山大学の研究室と、県立大学の研究室が一体となってこの基礎的なシステムを使った研究やACCを応用した一般道路や高速道路での渋滞緩和や等間隔自動走行運転のトラフィック・システムのDemonstrationを目の当たりにし、非常に好奇心をそそられました…。正にアニメのドラえもんの中の未来に走る車みたいだなあ~…。

また、TOYOTAは2014年12月に製造開始を発表した『MIRAI』は呼んで字の如く「未来」に走行する自動車の代名詞にもなる夢の自動車です。
車体の動力源となるエネルギー源はガソリンでもなく、リチウム・イオン電池でもなく走行中に発生する電気でもなく…。水素燃料です。

これは私たちが中学生の時、科学実験で習った水H2Oを電気分解した時に水素Hと酸素Oが1:2の比率で分離する科学反応を逆に応用した仕組みで酸素と水素で科化学反応を起こし、電気を発生してその動力源で走行すると言う物です。したがって、CO2や有害なガスは発生せず水のみ排出すると言う環境に優しい設計になっています。 車体のフォルムのDesignも正に近未来を思わせる…。

 また、新型のPHEV Priusは天井に走行の為に使用する電力を得る為に屋根には太陽電池を搭載、他社開発の電気自動車並みにプラグINで電気を充電でき、フル充電の走行可能距離は、一段と伸びてきた…。正に環境に優しいエコカーと言えるであろう…。

「あ~っ!金があったらこんな便利で凄い車に乗ってみたいもんだ!」

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ロッキー365 ロッキー365のプロフィール
ロッキー365です。富山県富山市中心部に住んでいます。関東圏の某、三流私立大学を卒業後、職を転々と繰り返し、今の会社に落ち着いています。趣味は映画鑑賞(アカデミー受賞作品や話題になった映画は見逃さず観る事にしてます。)